5.5号機からのAT機、ART機でお馴染みとなった通常時の高ベースが改正されるようです。
高ベースとは、お金を吸い込むペースが遅い台のことですね。
5.5号機以前のバジリスク絆のような台は千円で30ゲームほどしか回りませんが、(凱旋は25ゲーム)
番長3等は40~50ほど回ります。
これがどのような影響をもたらすのか?と言うと、
「AT初当りが重くなる」もしくは「初当りの期待獲得枚数が少なくなる」
ということです。
それを払拭してくれるのではないか?
と、期待が持てるのが6.1号機で、今回はそこを整理してみようと思います。
高ベースがもたらす弊害
そもそも、なぜ高ベース機に移行したのか?
という問題ですが、一説によると
「吸い込みが激し過ぎる!」
というユーザーの意見を取り入れたとのこと。
しかし、実際にはダラダラとした遊戯を余儀なくされただけでした。
結局パチスロは
「投入したメダル」-「小役での払出」-「ボーナス(AT)での払出」=「ホールの利益」
という方程式で成り立っているので、
高ベースになると、小役での払出が増えて
初当り確率を変えなければ、ボーナス(AT)での獲得枚数が減り、
ボーナス(AT)の獲得枚数を変えなければ、初当り確率を重くするしかないんですね。
で、大体が初当り確率が重くなり、ダラダラとした遊戯になってしまったのです。
かったるくて仕方ない。
それが今のパチスロです。
6号機で純増の制限が無くなりましたが、それでもだるさは拭えません。
これこそが、高ベースの弊害でしょう。
6.1号機に期待すること
そんな高ベースばかりになってしまったパチスロですが、
6.1号機からはペナルティが復活し、低ベースが実現できるそうなのです。
申請は2019年の12月から始まっており、夏前には6.1号機が導入されるとのことです。
ペナルティって何?
という方がいらっしゃるかもしれませんが、なんてことはありません。
AT機は押し順によって、ベースに変動があるため、中押しや逆押しをされると、割が1でも100%を超えてしまう可能性があるんです。
それを防ぐためにペナルティを設け、当りをセーブする必要があるというだけなのです。
ATってアシストタイムの略で、ベルをアシストしてくれていますが、
リプレイ以外の小役確率は変えられないというルールがあるので、通常時から揃えようと思ったら、揃っちゃうんですね。
そこで、ベルの入賞を左ファースト以外に寄せて、ベースを下げてるって感じです。
そうすれば、今の台よりも通常時にメダルを吸い込むスピードが速くなるため、
その分、初当りを軽くでき、初当り確率が同じならば、出玉をATに寄せることができるのです。
まとめ(注意)
6.1号機の登場は2020年の春先と言われています。
現状のダラダラとした遊戯を一新してくれるという期待感を持っています。
しかし、
6号機には呪いのような「短期出玉増加率」の制限があります。
有利区間はどうってことありません。
例え一撃2,400枚しか取れなくても、またすぐ当ててしまえば良いですし、
純増の制限はありませんので、ゲーム数の1,500ゲームはそれほどネックではありません。
やっかいなのは短い時間で大量の出玉を得てはいけない。
この制限です。
具体的には400ゲームで1,200枚くらい?を超えてはいけません。
リゼロの250ゲーム無抽選ゾーンはこの規制のために設けられたようなものです。
歯がゆいですね。
吸い込みが速くても、初当りを早めると、
この規制に引っかかる可能性が増します。
ですが、今のようなかったるいバランスを解消する可能性は広がったと言えるでしょう。
6号機の救世主となるか!?
これから6.1号機の登場が楽しみです。
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