年末年始の鬼回収で、普段は加減をしてくれているのだなと痛感した今日この頃。いよいよこの週明けから地獄のお仕事ロードが始まる人が多いでしょう。
2018年、新年明けましておめでとう?ございます。
ということで、2018年の仕事帰りはやっぱりパチスロだね、ということを話したい。
目的の再確認
さて、皆さんは帰宅の途中でなぜホールに立ち寄るのでしょう?トイレを借りるため?休憩するため?否!否否否っ!!ストレス発散のためでしょ!?
仕事だから仕方なく合わせてるのに日直田島よりも調子に乗った上司を「おらおらおらおらっ!」ってできないから行くんでしょ!?少なくともオレはそうだ。
だから、「ホールなんてオレのATMさ!負けなんて言葉はオレの辞書にはないのさ」という人は見ないでほしい。何の参考にもならないから。
つまり、ストレスを発散するためホールに足を踏み入れてしまった場合、後で振り返って、「あの時選択を間違えなかったから軽傷で済んでるんだね」と思えるような立ち回りを考えたいのだ。
ストレスを感じていて発散したい。その状況は一種のパニック状態である。そんな状態なので打たないという選択肢は無いことを前提に進める。
まずはパチンコとパチスロを整理してみよう。
パチンコ
パチンコは大当り確率と平均獲得出玉を事前に知ることができ、釘の配置によってホールが利益を調整する。
平均獲得出玉よりも少ない玉の打ち出しで大当り確率分母を回すことのできる釘調整の台を狙って打つことをボーダー理論を用いた立ち回りと言う。
ただし、ホールも商売なので、赤字覚悟の大還元祭でもしていない限り、ほとんどの台が回らない釘調整である。
ではなぜ打つ人が後を絶たないのか?ひとつは大当り確率よりも軽い確率で当選することを期待して打ち、または平均獲得出玉よりも多く獲得できることを期待して打つ人がいる。
もうひとつはオカルト的な考えを駆使して打つ人がいる。何も考えていない人もいるだろう。
また、釘は非常に曖昧で回る台だと誤認して打つ人もいる。一般的には2万玉ほど打ち込まないと本当の回転率はわからないと言われている。
パチスロ
パチスロには利益を調整する6段階の設定があり、ホールが設定を任意に選ぶことで利益を調整している。
どの設定なのかということはほとんどの場合、台を開けて確認するしか方法は無く、打ち手はそれを予測して打つ。
パチスロも当然ほとんどの台が負ける設定となっている。ただし、パチンコと違い下限を解析で確認できるので、負け額の予測はつけ易い。
パチスロの設定には極端な差があるという印象を受けるように宣伝はされているが、実際のところはそれほどの差が無い場合が多く、打ち手を惑わす原因となっている。
打ち手はその幻想を追い、深みへと嵌まって行くのである。
パチンコで遭遇する展開
では、パチンコを仕事帰りに打った場面、どのような展開が待ち受けているか考えてみよう。
当たるまで
最近の台の主流は1/319で、1/319が50回転以内に当選する確率は1/7.5ほどである。これは、魔法少女まどか☆マギカの右打ち時の1回転、戦姫絶唱シンフォギアの右打ち時の1回転に相当する。
これらは5回転で約50%の当選なので、1/319では250回転でそのくらいの当選率ということになる。
1/199では30回転、1/99では15回転がそれぞれ1/7.5ほどの確率となるので、1/199では150回転、1/99では75回転で約50%の当選率だ。
最近の台は1時間で200~300回ほど回すことができるが、1/319で2回50%の抽選に漏れると2時間くらい当たらないことになる。
また、最近の台の回転率を見るに15~20回といったところなので、25%は2万5千円~3万5千円以上投資が必要になる計算だ。
最悪の展開
最悪の場合、1回も当たらない可能性がある。7時から打ち始めたとして3時間ほどだろうか。
かなり甘く見積もっても3万円以上は確実に負けるだろう。
これは1/319を打っていると約4回に1回は訪れる現実だ。
最高の展開
最高の展開は少額で大当りを引き確変に入れて閉店まで出続けることだ。
オレも過去2回ほど遭遇したことがあり、どちらも5万玉以上獲得した。
めったに来ない(同じことを繰り返しておそらく1/100以下)出来事なので、安心感と高揚感は半端ではない。
そこまで出なくても10万円以上勝つことも稀にある。
パチスロで遭遇する展開
もしパチスロを7時から打ったとしたら閉店までに2,500回ほど回すことができる。
パチスロはパチンコよりも種類が豊富なので、一概に展開を予想するのは難しいのだが、全ての機種を対象に考えてみよう。
最悪の展開
最悪の展開はパチンコ同様閉店まで当たらないことだが、パチスロはパチンコよりも回せるゲーム数が多いことと天井があるので、ある機種を除いてそういったことはほぼ起こらない。
あるとしたらリノくらいだろう。リノでも2,500回ノーボーナスはかなり珍しいが、大体8万円ほどの損失となる。
最高の展開
最高の展開は最も純増の多い台で閉店まで出続けることだ。
現在ある台では3枚がMAXなので7,500枚が最高の出玉となる。
こちらは正直経験がない。パチンコよりも遭遇率は低いだろう。
やっぱりパチスロAタイプ
冷静に考えるとやはりAタイプしかあり得ない。
具体的には
① 目押しができるのであれば設定1でも機械割が100%近くある台(特にアクロス)
② 目押しができないなら難しい目押しを必要としない台で設定1の機械割が甘い台(ゴーゴージャグラー等)
である。
もちろん高設定の可能性が高い台があればそれを打てば良いが、都合良くいつもある訳ではない。
そんな時どうしても打ちたくなった時の処方箋だ。
短期的な実践だと実感はないが、長期的に見るとお財布に優しい立ち回りとなっている。
大量獲得の甘美な誘惑
とは言え、大量獲得の甘美な誘惑を断ち切るのは難しい。経験したことがあるとなおさらだ。
どうせ負けるならと突っ込めばとんでもない痛手を負うこととなる。
その誘惑に勝たなければならない。
低貸し
最後に低貸しで満足できるなら、低貸しで打つのが最も望ましい。明らかにその方が安全である。
これまではあくまで20スロ、4パチについて書いている。
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