皆さんこんにちは。
パチンコやパチスロ楽しんでいらっしゃいますか?
巷では、「競馬の還元率は70%」、
「パチスロは97%」、極悪非道な「パチンコでも90%」
と言われていますが、あら不思議。
なぜか、感覚的にはパチスロやパチンコの方がお金が無くなるイメージがあります。
私も大学生の頃は、何でだろう?と頭を悩ませていました。
周りの友達を見ても、なぜか競馬を趣味としている人よりもパチスロやパチンコをしている人の方が困っていたように思います。
実はこれ、整理して考えると当たり前のことなんですね。
あたかもあまり負けないように見えるのですが、全然そんなことはありません。
まあ、業界が意図してそう見せている訳ではないと思いますが、結果そうなっています。
今回は、その謎を解いていきたいと思います。
具体的に還元率を考えてみよう
競馬の場合
私は競馬の軍資金を1日、1万円としています。
そんな私の2日間を例に挙げます。
1レースでスってしまった場合
1番単純な例ですね。
この場合、還元率を考える賭け金は10,000円です。
ですので、還元率を70%とすると、平均して3,000円負けます。
還元されるのは10,000円×70%=7,000円ですからね。
1レース目で3万円勝って他のレースに賭けた場合
調子のよい日の私です。
1レース目に4万円の払い出しを受けて、3万円勝ちました。
その3万円を3レースに分けて賭けましたが、全てスってしまいました。
この場合、1レース目に1万円、他のレースに3万円賭けていますので、全部合わせて4万円の賭け金です。
この場合、平均して40,000円×30%=12,000円負けることになります。
パチスロの場合
私はパチスロの軍資金を1日、2万円としています。
1,000ゲームで2万円スって帰った場合
この場合、パチスロに賭けたお金はいくらでしょう?
2万円ですか?
いいえ、違います。
パチスロはMAXBETで1,000ゲーム回しているので、
50枚貸出のお店だと、20円×3枚×1,000ゲーム=60,000円賭けています。
平均的な還元率で計算すると、
60,000円×3%=1,800円負ける計算になります。
8,000ゲームで7万円勝った場合
先程と同じです。
8,000ゲーム回しているのですから、
20円×3枚×8,000ゲーム=480,000円賭けています。
この場合、480,000円×3%=14,400円平均して負けることになります。
パチンコの場合
私はパチスロと同様、2万円を軍資金としています。
2時間で2万円スって帰った場合
パチンコは1分で100発しか打ち出せないという制限があります。
リーチの時間とかを考えると打ちっ放しということはあり得ませんが、
今回はシンプルに打ちっ放しと仮定しましょう。
1玉=4円貸出とします。
そうすると、2時間=120分×100個×4円=48,000円
平均的な還元率だと、2時間打つと
48,000円×10%=4,800円負けることになります。
6時間打って10万円帰った場合
この場合は、6時間なので、
6時間=360分×100個×4円=144,000円賭けています。
すると、144,000円×10%=14,400円負けることになります。
まとめ
如何でしたでしょうか?
いくら持って行ったとか、いくら勝ったとかは全く関係ありません。
いくら賭けたか?ベットしたか?を冷静に考えると
賭け金は、競馬は低くなりやすく(一部常軌を逸した賭け方をする人がいますが)、
パチスロやパチンコは高くなりやすい傾向にあります。
パチンコは機種の性能で時間で賭け金を正確に割り出すことはできませんが、
パチスロは基本的に一定です。(フリーズが多くキャンセルできない台があれば多少その台は賭け金が少なくなります)
たった1日遊んだだけで、滅茶苦茶な額を賭けていることが分かりますよね?
平打ちで丸1日遊ぶ人は、毎週遊びに行ったら、基本的に普通の収入では耐えられない額を負けることになります。
ちなみに、機械割110%の高設定だとすると、8,000ゲームで平均48,000円勝ちます。
大体想像通りですよね?
これを知って遊ぶのと、知らずに遊ぶのでは雲泥の差があります。
適度にパチンコやパチスロを楽しみましょう。
それでは。
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