今年の年末か年明けに6号機がホールデビューするそうですが、その規制のえげつなさたるや筆舌し難いものがあります。
規制をする側の業界に対する思惑は正しい現状認識の上で成り立っているのか甚だ疑問です。
どうも皆さん、パチスロ依存症のおっさんです。この度の規制はどうもやり過ぎ感が否めませんので、文句を垂れます。
まず、この度の規制についてですが、簡単にまとめましょう。
6号機の規制
①3,000枚規制
ARTがどれだけ続いても1,500Gで無理矢理初期リセットされるというものです。なぜ1,500Gかと言うと、純増の最大値が1Gあたり2枚なので、1,500G✖2枚で3,000枚規制というそうです。
ただし、ART機にせよART➕ボーナス機にせよ小役やボーナスは理論値通り引いた場合を前提にしていますので、3,000枚を越える場合も出てきますし、越えない場合も出てくるので、平均値で3,000枚規制だそうです。
また、連チャン性を演出するための一旦潜伏がありますが、その潜伏中の通常時も1,500Gに含まれるようです。
②ARTの初当り確率の設定差を無くす
これまでは当たり前だったARTの初当り確率の設定差を無くすようです。ですので、設定差が存在するボーナスを契機とするART抽選はNGとなるようです。ですが、設定差の無いボーナスを契機とするART抽選はOKだそうです。
こうなってくると天井も難しくなります。ボーナス確率に設定差があれば、天井到達率が変わってきますので、設定差の無いボーナスまたはART間で定めることになりそうです。
以上のことから、今までのようにART性能にはあまり差が無く突入率が段階的に上がっていくシステムは採用できず、ART性能だけに設定差を設けることになるようです。
特化ゾーン突入率や上乗せ当選率、上乗せゲーム数に設定差をつけるという感じですかね。また、純増の最大値が2枚ということですので、ボーナスに設定差が存在すれば必然的に設定が下がるにつれ純増は減っていきますね。
③4時間で差枚2,500枚未満
これは最近ニュースにもなっていましたが4時間で5万円以上勝てないような台しか試験に通らないようなルールにするようです。それに伴い、大当り1回での獲得枚数上限も下がるようです。
4号機➡5号機時代を振り返って
今から約10年程前、射幸性の問題で4号機から5号機になったのですが、その当時のいちユーザーからすれば、この規制はある程度納得ができました。
たしかに当時のホール状況は異様で、平日の朝っぱらから学生やサラリーマンが学校へも行かず、仕事へも行かずホールに並んでいた事実がありました。家庭を崩壊させたり、人生を棒に振ったりした人もいたでしょう。
それで5号機になり、今度は機械性能が悪くなり過ぎて最高設定でも機械割105%前後の台しか無く、ホールの島がベニヤで覆われた時代でもありました。自分もホールへ行くのを辞め、ホールの数は激減しました。
そこで登場したのがART機で、4号機に比べればかなりしょぼい性能でしたが、程よく遊べる仕様になったのです。個人的な見解では通常のベースが千円40Gなる前の台が最もマイルドで適切な台であったと感じています。
ホールの現状認識
現在のホールには自分がマイルドだと感じている旧基準機と千円ベースが40G程のかったるい新基準機が1対1くらいの割合で存在しています。
今は旧基準機があるので、あまり実感は無いかもしれませんが、はっきり言って新基準機の台だけだと、当時のベニヤ時代まで行かずとも遠からずといったところです。
鳴り物入りで登場した「バジリスク3」、「まどかマギカ2」、「北斗の拳修羅」、「GODポセイドン」はもはや無いホールが多い状況です。あったとしても稼働率が低いです。今は旧基準機があるから客が付かないとかいう問題でもないでしょう。
そして、「番長3」も口に出せない雰囲気はありますが、主役になるとは到底思えません。平打ちで10時間も打つと吐き気すら覚えます。5時間くらいが限度です。
つまり6号機の規制は納得できない
つまり、私おっさんとしては納得ができないのです。もう十分過ぎるくらいパチスロは面白いものではなくなっています。会社を休んでホールに行きたいなんて思いません。
どこの誰がこの規制の発端となっているのか知りませんが、全国のホールを回って十分に現状を認識した上で判断してほしいものです。
このままでは、働いて、たまの休みに遊びに行ける、そんな娯楽以下になります。というかほぼなっています。おっさんは楽しいパチスロが打ちたいんです。
パチスロを打ったことも無いような人が極端になるのもわかります。知らないものに過敏に反応することも多いでしょう。
おっさんは願望を持つことしかできませんが、ヘイトスピーチにも似た事実に基づかないことをあたかも本当のようにのたまい、業界を粛清するのだけは勘弁願いたいです。
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