【履歴打ちは】ジャグラーの高設定狙いの落とし穴【危険】

パチスロ

近年パチスロで高設定を打とうとした場合、ジャグラーを外すことはできません。

導入台数からしても、設定のアピールからしても、ジャグラーはホールからも重宝される存在だからです。

Aタイプは安定する?

どうも、仕事帰りにマイジャグ3でREG14連BIG間はまり2,000を超えたおっさんです。

マイジャグ3の設定1のBIGの確率で、2,000回以上はまる確率は1/2,000以下らしいですね。1回転でGOD引く確率よりかは、高いわけだ。納得!できるか!

しかも1じゃなかったら、もっと確率は低くなりますね。とんだ目に会いました。久しぶりにBIG間2,000を超えました。

この話のついでに巷でよく耳にする「Aタイプは安定する」という表現についてお話ししたいと思います。これは打ち手側ではなく、相手側、もしくは打ち手の皮を被ったマーケッターの発言だと思うのです。

Aタイプは安定すると言っておけば、安心して打つ人が増えますからね。ただ、ART、ATと比べたらどうなのか?と言えば、やはり安定するのです。

ですので、あながち嘘ではないのですが、おそらくパチスロを打ち始めの人が想像する安定とは程遠いでしょう。

夕方から夜くらいの時間帯になると

「たぶんこの台は5だから、小役カウントするのを止めてぶん回そう」

とか

「これ絶対6だ」

とか言っている人が出て来ます。

自分がパチスロを打ち始めた頃を思い出します(笑)まずもって、ジャグラーをその台のボーナスと小役で100%言い当てるのは不可能だと断言しましょう。

自信がある方は連絡をください。実機を購入して検証してみましょう。10回やって全て言い当てられたら、100万円を差し上げましょう。その代わり、当てられなければ100万円をいただきますけどね。

冷静になって考えてみてください。ホールはみんなに低設定を打ってもらわないと生きていけないのです。ホールに機械を売るメーカーも、当然それを知っています。

では、1日の中で設定を確実に言い当てられる台を作るのか、言い当てられそうな台を作るのかと聞かれたら、間違いなく高設定を誤認してしまうくらいの数値に落ち着く台を作るでしょう。

たしかに、中には確定演出や挙動でほぼ間違いなく設定がわかる台も存在します。今は、設定を判別するまでの投資をトータルで考えた場合、マイナスになるものばかりですが。(絶対に高設定が入る状況は除きますよ)

ですが、ジャグラーは明らかにその類いの台ではありません。高設定を誤認してもらい、低設定をより多く回してもらうような数値に仕上がっています。

例えで考えてみましょう。ファンキージャグラーの設定6のREG確率と設定1のBIG確率は同じです。ぶりぶりにREGが先行している台を良く見かけますが、完全確率なので設定1のBIGも当然同じような挙動をする場合があるわけです。

しかも、REG先行台は設定6とは限りません。むしろ、ファンキージャグラーの機械割を考えたら、超優良店でもない限り可能性は下がるでしょう。ということは、設定1のBIG確率よりも低い確率の役がぶりぶりに引けているのです。

そこで、逆説的にBIGの出現率を考えてみましょう。本当かよ!?と思うほどBIGが引けていない台も多く見かけます。ということは、ファンキージャグラーの設定6のREGでも同程度に引けないことがあるわけです。

打ち手からすると、設定6のREGはいくらなんでもこのくらいは引けるはずだ!という先入観がありますが、それ以上に引けない場合が割と多くあることがわかります。

ですので、その台単体の履歴で設定を判断するには危険が伴うのです。逆もまたしかりで、ボーナスが引けていないからと言って、高設定でないという判断は軽率なのです。

ジャグラーの高設定狙い

では、ジャグラーで高設定狙いはできないのか?できないと思っているのか?と言えば、そうではありません。

ですが、それは理想的な環境化でしか成り立たない戦略だと考えています。

ある若者、たぶん大学生くらいの人が

「このホールのこの島(8台島)のマイジャグ3は2~3台設定5が入るから、朝から打ち出して消去法で削っていけば高設定にたどり着けるよ。ただ、設定3とか入れてくるからそれに誤魔化されないように気をつけなきゃね。」

と、後輩らしき人に指南していました。

彼はおそらくパチスロを打ち始めて数年の若者でしょう。オレは彼に言いたい。

「ありがちな発想だけど、それがまさに泥沼に入る思考だよ。」

と。

この戦略はもっともらしい発言ではありますが、10年以上パチスロと戯れてきたオレは言い切らせてもらいます。それじゃあ勝てないよ、と。

ホール側の意図した通りに操られた若者の発言だと思うのです。それが、周りに伝わってさらに伝染していく。勝てないけど勝てそうな戦略です。

データ分析から実践へ

ジャグラーなどのAタイプを攻める際に圧倒的に、と言うか唯一の戦略はデータ分析です。

ただ、大学生がやっていたようなミクロな分析では太刀打ちできません。

ホールの癖というのはマクロな視点からミクロな視点への分析が必要なのです。

先ほども書いた通り、Aタイプと言えども1日くらいのデータだと荒れます。ですが、そのホール全体で見るとどうでしょうか?

1台あれば1日分、100台あれば100日分のデータが集まるわけです。一定の稼働率が必要となりますが。すると、ホールの気合いの入れ方がわかります。

例えば、ある特定の日、今で言えば5のつく日や旧イベント日、ペカリ調査などの明らかにジャグラーを対象としたイベント日のデータを集計します。

ホール全体の数値ですから、1台だけのデータとは訳が違います。ホールのその日の力の入れ具合が浮き彫りとなります。

機種ごと、島ごとに集計し、明らかに割が高いところを見つけます。そこに偏りがあり、同じような日にも似たような傾向が見られれば、そこで初めて狙えるホールとなるのです。

特定の島で機械割105%くらいあれば、十分に狙えますよね。ただし、それが継続的に起こっているホールの癖かどうかの見極めが肝心です。

本当に勝利を目指してジャグラーを打つのであれば、このくらいの根拠が無ければ厳しいでしょう。

最後に

ネチネチとジャグラーのことについて書いてきましたが、遊びでやる分にはここまでやる必要は無いと思います(笑)

ただ、上で書いた大学生君みたいに自分はできるんだぜ、お前に秘中の秘を教えてやろう的な発言はどうかと思いますがね。

まあ、言う方も言う方、聞く方も聞く方ということで、パチスロが繁盛すれば自分的には別に良いのですが。

ただ、それをきっかけに本来なら先輩に向けらる矛先が、パチスロに向けられ、オレの好きなパチスロが責められたら嫌ですので、

後輩君。

「勝てない文句は、先輩に言え!!」

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