パチンコを打っていると、とんでもない連チャンをする台や、信じられないほどハマっている台に遭遇することがありますよね。そんな時、**「これ、絶対遠隔だろ!」**って疑ってしまう気持ち、すごくわかります。
でも、冷静に考えてみると、本当にそんなことができるのか?という疑問も湧いてきます。おじさんの周りでも、「遠隔ある派」と「遠隔ない派」に分かれて、いつも終わりのない議論が繰り広げられているんです。
「遠隔ある派」はこう主張する!
遠隔があると思っている人たちの間で、一番よく聞くのが**「初めて来たお客さんには大勝ちさせる」**という説です。
確かに、初めて行ったお店で大勝ちしたら、「このお店は相性がいいな!」って思ってまた行きたくなりますよね。理屈としては理解できます。
でも、ちょっと待ってください。そもそも、お店は誰が初めて来たお客さんかなんて、どうやって見分けるのでしょうか?
最近は顔認証システムを導入しているお店もあるようですが、それだけで遠隔の根拠にするのは無理があるように思います。だって、初めて来たお客さんが必ずリピーターになってくれるわけじゃないですし、その人がまた来てくれたとしても、初期投資したお金を取り戻すにはかなりの時間がかかりますよね。
そんな回りくどいことをしてまで、お店はわざわざお金をばらまくでしょうか?もし本当にそうなら、どこのお店もリピーターでいっぱいのはずです。
遠隔があるという人たちの意見は、データや確実な根拠に基づいているというよりは、**「なんとなく」**で語られていることが多いように感じます。実際に勝てば「ほら、やっぱり!」と言い、負ければ「今日は出さない日だったのかな?」と、後付けの理由を並べるんです。
「財布の中身を見て、お金が少ない人には出す」なんていう説もありましたが、それならいつも財布を空っぽにして行けば、パチンコだけで生活できちゃいますね(笑)。
「遠隔ない派」のシンプルな意見
一方、遠隔はないと思っている人たちの意見はシンプルです。「そんな大きなリスクを、会社がわざわざ冒すわけがない」。
これには頷けます。パチンコ店は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(風営法)という厳しい法律で運営されていて、不正行為がバレたらとんでもないことになります。経営が成り立たなくなるほどのリスクを冒してまで、わざわざ遠隔をするメリットがあるとは思えない、という考え方です。
おじさんの個人的な見解
さて、ここからはおじさんの個人的な意見です。
実は、遠隔って**「あるところにはあるんじゃないか?」**と思っています。これは半分願望なんですけどね(笑)。
というのも、おじさんが住んでいる場所の近くで、10年ほど前に実際に遠隔操作で摘発されたお店があったんです。規模が小さく、決して儲かっているようには見えない、ひっそりと営業しているお店でした。そんなお店でも、遠隔の機器を導入できたという事実は、ほとんどのお店がやろうと思えばできる、ということを示しているのかもしれません。
そのお店が行っていた遠隔は、なかなか当たらない常連さんの台を強制的に当たらせるというものだったそうです。常連さんを繋ぎ止めるためにやっていたのでしょうね。
内部告発がきっかけでバレたようですが、外部からは見つけられなかった、というのもポイントです。つまり、警察の管理体制にも限界があるということではないでしょうか。
もし今でも遠隔があるとしたら、それはお客さんからお金を奪うためではなく、お客さんに**「また来たい」**と思ってもらうために、こっそりと行われているのかもしれません。生活に支障が出ない程度に長くパチンコを楽しんでもらうための、ちょっとした調整なのかもしれない、と信じたいですね。


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