カイジ沼3、こいつは沼だ。人喰い沼だよ。オレは最近カイジ沼3にはまっている。しかも、一番いかつい利根川ver、1/319の台。
なぜ今さら?それはオレにもわからない。ただ1回、ただ1回で良いからヘソで16Rを取りたかったんだ。
パチンコあるある
カイジ沼3は新台で出てからほんの数回触っただけで、最近まで全く気にも留めていなかった。
なぜかって?それは超とんがりスペックだからだ。九死に一生の感覚を味わえる。
確変割合51.5%だが、初当りで電サポが付くのは37.5%。この電サポ付き確変は全て16Rとなるが、残りの14%は4R潜伏だ。
48.5%の通常は4Rで、電サポも付かない。(※潜伏時の通常当りは電サボ100回)初当りで16Rを引けなければ絶望的なスペックと言える。
そのかわり、16Rを引けば天国だ。最低でも4,000玉超の出玉が約束される。電チュー当りは全て16Rだからだ。
奈落への第1歩
ある日、ホールを回っている時にカイジが目に入った。そして、オレはあろうことかカイジの前で足を止めた。
導入から1年も経たずに客離れが進み(最近の台はほとんどそうだが)、かろうじてバラエティーで息を潜めていた奴に。
新台導入ホヤホヤの時のヘソで16R引いた喜びが甦った。これがパチンカーの性、いや、養分の性、デジャブフリーズである。
理屈じゃない。理屈じゃなく、負け額度外視で1度だけヘソ16Rを射止めたくなったのだ。こういった心理は時折顔を見せる。
なぜかわからないが、特に高尾の機種に多いように思う。
養分のサイフも3度まで
正直、状況が良くないことは打つ前からわかっていた。だが、1回16Rの初当りを引くまでならば、言うてもそこまで投資はかからないだろうと軽く考えていた。
この楽観的思考、根拠の無い自信、正に養分丸出しであると同時に、これこそがパチンコの本質、楽しみ方だと思う。
好きな台、気になる台で1回でも良いから確変に突入させたい。そんなもんでしょ。
その結果
1日目 △350K
2日目 △350K
3日目 △350K
この間引いた当り、通常4R4回。1日目はこういう日もあるなと余裕を気取り、2日目に冷や汗をかき、3日目に裏がえって頭がおかしくなった。
「そうか、この台は原作通り、坂崎さんの気持ちを味わえるように出来ているのか」と訳のわからない納得をし、諦めた。
16Rを1回引くだけなら、ボーダー回らない台を打っても良いやと考えてるオレでも3日連続のこの結果には参った。
4日目に16Rを引いた結果
この記事を書き出した時は3日目が終わった直後。普段このくらいのことはそこまで気にしないのだが、今回は心身のダメージが大きかった。
だが、不思議なもので1日経てば、都合良くリセットされる。養分パチンカーの性である。
懲りずにカイジ沼3を打ち出し、1.5Kで16Rをゲット。3連し約6,000発を獲得した。
カイジ3沼の出玉獲得のメインである沼ラッシュに1回突入させるだけで、80Kの負けである。
その時、我に返り「オレってバカだな」と思うことをこの10数年、何回も繰り返してきた。
一応、期待値についても考えながら、遊びはほどほどにしているつもりだが、大幅なマイナスを喰らうと引っ込みがつかなくなるのは悪い癖だ。
軽く遊ぶならやっぱ1パチだな
オレはパチンコにコンテンツ的な楽しみやスペック的な期待を持たずに打つことをナンセンスだと考える人である。
パチンコで必要以上に負けすぎるのも良くないが、期待値だけを求めてパチンコを打つ?それができたら世話ないぜ。
自分の好きな台を打たずに我慢して、好きでもないけど期待値あるから打つ。回るから打つ。まあ、それで生活してるんなら仕方ないとは思うけど、そんなの本来のパチンコの楽しみ方じゃない。
だって、ほとんどの台がボーダーより回らないし、特にオレの好きな台は期待値マイナスだもの。(涙目)
そりゃ少しでも負けを少なくするために止め打ちやオーバー入賞は頑張るけど、焼け石に水だよ。
それを承知の上で、自分の身の丈に合った打ち方をする。好きな台を打つのがパチンコなの!
3日で軽く身の丈に合わないマイナスを抱えて、自分を正当化するのに必死な訳だ。
オレがパチンコで最も好きな事。それは自分の好きな台が期待値マイナスにも拘わらず、大勝してしまった時なのである。
今回はそれどころか、想像以上の投資を強いれたことにより、不満をぶつけているのだ。
あぁ、今日は待ちに待ったイノキの導入日なのに、ドブに捨てられる金が30Kしかない。闘魂RUSH入るかな。。。
こういうことが起こるから、期待値マイナスの台で勝った時の喜びは半減するが、パチンコ打つなら1パチ打った方が程好く遊べる。
もちろん、4パチで回る台があれば良いのだが、そうはうまく行かないだろう。