今回は、SANKYOの「スマパチ e東京喰種 3000(eグール)」について、私が実際に試してきたおすすめカスタム設定と、まさに“地獄”だった1週間の体験談をお話しします。
新台ではなくホールで定番化している機種ですが、今でも爆裂LT機の代表格として多くの打ち手を魅了しています。
eグールとは?ホールで根強い人気を誇るLT機
「e東京喰種3000」は、SANKYOが誇る爆裂ラッキートリガー(LT)搭載機です。
大当たり確率は約1/400で、そのうち50%で右打ちの**LT(3000FEVER)に突入。
LT中はすべての当たりが3000発(1500発×2)**となり、まさに“一撃必殺”の出玉性能を誇ります。
スペックをおさらい:3000発ループの衝撃
- 初当たり:すべて1500発
- LT(右打ち)中:すべて3000発(1500発×2)
- 継続率:約75%
また、300発のチャージ当たり「喰種チャージ」も搭載。
これを含めると、何かしらの出玉を得られる確率は実質1/200前後。
通常時の“虚無時間”が少なく、遊技のテンポが保たれやすいのも特徴です。
通常時のおすすめカスタム:「先役物落下カスタム」
eグールの通常時をより楽しむなら、私のおすすめは**「先役物落下カスタム」+「レバブルアップ」**です。
このカスタムは、入賞時に信頼度の高い保留が選ばれると筐体上部の役物が落下して知らせてくれるもので、いわゆる“先バレ”系の演出です。
音と光、そして突然の役物落下によるインパクトが強烈で、わかっていても毎回ビクッとします(笑)。
先役物落下カスタムの設定モード
- 信頼度40%モード:バランス型。適度に緊張感を味わいたい人向け。
- 信頼度90%モード:落下すればほぼ当たり。爽快感重視。
- EXモード:落下した時点でLT(RUSH)突入確定。即結果を知りたい人向け。
私はあえてEXを使わず、40%または90%を選びます。
理由は、大当たり後のラウンド昇格演出が非常に良くできているから。
金木(カネキ)とリゼ、どちらを選ぶかで演出が変わり、特にリゼのカウントダウン告知は鳥肌モノです。
この瞬間を楽しむために、あえて“確定告知”を封印しています。
注意点
EXモードでは“落下しなくても当たる”ケースが多く、占有率は下がります。
また、通常変動開始時にも別のタイミングで役物が落ちることがあり、「入賞時か変動開始時か」で一瞬迷うのもこの台の“あるある”ですね。
レバブルアップを組み合わせれば、落下との複合演出が気持ちよく決まります。
ラッシュ(LT)中のおすすめカスタム設定
右打ち中はとにかくテンポが命です。
私のおすすめ構成は
「先読みチャンス」+「レバブルアップ」+「インパクトVフラッシュ」。
先読みが来た時点で身構えられるので無駄に煽られず、レバブルやVフラの告知で気持ちよく3000発が確定します。
サクサク進む右打ちを最大限楽しめる組み合わせです。
【実体験】eグールで地獄を見た1週間
さて、ここからは私が味わった“地獄の1週間”の記録です。
土曜日:悪夢の始まり
朝イチから打ち始めるも、役物は落ちず、当たらず、鳴らず。
投資9万円でやっと引いた初当たりは、無情にもRUSH非突入(単発)。
その日は完全敗北でした。
日曜〜金曜:止まらない負の連鎖
「昨日あれだけハマったんだから、今日は…!」と意気込むも、投資5万円でLT突入 → 即終了。
以降も同じ流れで、1週間でトータル稼働時間は30時間超。
ラッシュ突入は4回、最終収支はマイナス29万円。
間違いなく、パチンコ人生で最も苦い1週間でした。
LT機の本当の恐ろしさ
eグールのLT突入率は、1/400 × 50% = 1/800。
つまり、LTに入るには平均で800回転が必要ということです。
ホールの回転効率が悪いと、1/800を引くのに4万円前後かかります。(約15回/1Kでチャージや単発当たりは程よく引けたとして)
さらに4倍ハマり(3200回転)なんて、珍しくもありません。
もし3200回転でLT非突入なら、投資は16万円以上。
LTに入らない限りは“ただの修行台”になります。
この極端なリスクとリターンの差こそが、eグール最大の魅力であり、同時に恐怖でもあります。
まとめ:財布とメンタルの管理がすべて
「スマパチ e東京喰種 3000」は、SANKYOの爆裂LT機らしい“夢と地獄”を併せ持つ台です。
一撃3万発オーバーの快感もあれば、数日間の地獄もある。
だからこそ、自分の資金ラインを明確に決め、深追いせず“撤退ライン”を守ることが何より大切です。
【おすすめカスタムまとめ】
- 通常時:先役物落下カスタム(40%または90%)+レバブルアップ
- ラッシュ中:先読みチャンス+レバブルアップ+インパクトVフラッシュ
- EXモードは“即結果派”向け。演出を楽しみたい人には非推奨。


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