30代でも4ヶ月で25kgも痩せた炭水化物抜きダイエット

ダイエット

炭水化物抜きダイエットが話題になってから久しいですが、実際に自分で試して結果が出たのでご紹介します。

4か月でなんと25kgのダイエットに成功しました。

痩せた人のスペック

何かと反対意見も出ていますが、私が掛かり付けの病院で毎月採血をしていた結果だけ見ると、悪くなったところは無く、良くなったところばかりでした。

ただし、年齢や体型にも寄るところがあるかもしれないので、軽い発言はできませんが、個人的には満足する結果となりました。

まずは私のスペックから、

30代前半の男性 事務仕事をしているサラリーマンでほとんど座りっぱなし

身長:166cm  体重:109kg

ただのデブじゃないかよ!!と思ったそこのあなた!そうです。ただのちびのデブです。

この男が4ヶ月で、84kgになりました。

まだ全然デブですが、何をやっても痩せなかったので効果は大きいと思います。

体重の推移を記録していたので、1ヶ月ごとの変化を記します。

1ヶ月目 ▲12kg

2ヶ月目 ▲6kg

3ヶ月目 ▲4kg

4ヶ月目 ▲3kg

合計で25kgです。スタートからかなりの体重減があったことがわかります。

即効性抜群ですね。

自分の場合は元々太り過ぎていたこともありますが、会社の同僚で通常体型くらいの人(身長同じで63kgくらい)が触発されてやっていたのですが、2ヶ月で5kg痩せていたので効果はありそうです。

そこで、これからダイエットを始める予定の方に少しでもお役立ていただければと思い、実際に食べていた食事の内容、体の変化、感じた事などを書いていきます。

食べていたもの

1日の摂取炭水化物の量を決めて食べる

ダイエットにおいて最も重要なのは基準ではないでしょうか。

「できるだけ食べるな!!」みたいな漠然とした感じだと私は難しく感じます。ただでさえ食欲が抑えられず太ってしまっている訳ですから、食べられる基準値ギリギリまで食べて精神衛生上無理なく痩せましょう。

そこで、まずは食べても良い炭水化物の量を決めます。

一般的には炭水化物の摂取量を「体重×1g」に抑えることで炭水化物抜きダイエットは成立すると言われていますが、私は「理想の体重×1g」を限度摂取量と定めて取り組んでいました。

ですので「60kg×1g=60g」を1日の摂取量と決めて食べるものを選んでいました。

ただ、今振り返ってみると、知らず知らずの内に炭水化物を摂取していた可能性が高く、実際は60g~100gの間くらいで炭水化物を取ってしまっていたと思います。

なぜなら、炭水化物はやっかいな代物で、ありとあらゆる食べ物に含まれているからです。ドレッシングや調味料にも含まれていて、正確に測るのが大変難しいのです。

そのこともあって、摂取量を少し厳しめに設定しておくのが無難です。私の場合は結果オーライでした。

ちなみに炭水化物60gというと、コンビニのおにぎり2個、アイスだと2~3個、板チョコ2枚程です。

かなりきついですよね。これが1日分の量だと考えると、げんなりします。

ですが、食材をうまく選べば、ある程度満足のいく量を食べて炭水化物の量を制限できます。これまでの話から、主食(米、パン、麺)を抜けばいくら食べても良いというのは大嘘です。

ではどこを見て選ぶかというと、商品裏面の成分表示です。私はコンビニを日頃から多様しますが、ほとんど全ての商品に成分表示がありますので、そこを見て判断しています。

ちなみに炭水化物抜きは厳密に言うと、糖分抜きダイエットです。炭水化物は食物繊維と糖分を合わせたものを言うので、糖分と書いているものは糖分で計算しましょう。

そこの足し算で60g以内に抑えておけば、調味料などに含まれる炭水化物を合わせても問題無い量に収まるはずです。

これが、日々の食材を選ぶ基準になります。

実際に食べるもの

では、食べるものを選ぶ基準を決めたところで、実際に食べていたものをご紹介します。

朝ごはん

ゆで玉子×2個

or

きゅうり×2本

玉子は糖質がほぼ0で、きゅうりが1本あたり3gほどです。何かつけて食べたい時は、塩やマヨネーズがおすすめです。味噌やケチャップは糖質が高いので控えた方が良いでしょう。

昼ごはん

キャベツ×100g

なっとう×1パック

チーズ×4個

揚げ物

串カツ、アジフライ、からあげなどを全部で200gほど

キャベツは100gあたり6g、なっとうは1パックあたり6g、揚げ物は20gほどの糖質です。チーズは糖質がほぼありません。

晩ごはん

夜は朝と昼のメニューにもよるので、基本は60g-朝と昼の炭水化物量で計算しますが、めんどうなので25gほどにしています。

そして、コンビニが主なので、購入して家に帰ります。(悲しき独身男)

ノンシュガーカフェオレ×1本

裏面の炭水化物量を確認して、足して15gほどになるように選ぶ。主にサラダ

コカ・コーラゼロ×1本

カフェオレが好きで毎日飲みたいので、無理して買ってます。ノンシュガーとなっていますが大体10gほどの炭水化物が入っています。コカ・コーラゼロは人工甘味料なので、糖質には含まれません。

ざっと1日の食事の流れです。思ったより多いですか?少ないですか?

「主食を抜けば何をどれだけ食べても良い!!」という謳い文句に釣られて始めた方には少なく感じるでしょう。ですが、他の辛いダイエットに比べれば、ずいぶん楽だと思います。

多少は努力が必要ということですね。

ちなみに太っている人が主食以外を好きなだけ食べたらもっと太るだけだと思います。(こんにゃくやチキンを味付け無しで食べたら、別ですけど)

体に起きた変化と感情

「始めて2週間はとにかく腹が減る」

沸き上がる感情はただこれだけです。この2週間を乗り切れるかどうかが、このダイエットを成功させるか否かを決める要素だと私は考えます。

始めたころは炭水化物があまり含まれていないものならある程度の量が食べられるので簡単だろうと思っていましたが、炭水化物を抜くだけでこんなにも腹持ちが悪くなるのかと衝撃を受けるほど腹が減ります(笑)

食べている時はご飯を食べていた時の感覚とあまり変わりませんが、時間が経つと全く違った感覚に襲われるのです。

空腹を乗り切るコツ

この空腹を乗り切るコツをご紹介します。

その方法は2つあります。

素焼きのナッツを食べる

これはナインティナインの岡村さんがライザップのトレーナーから指導を受けて行っていた空腹の和らげ方ですが、岡村さんが食べていたのは素焼きのアーモンド5つです。これでダイエットを続けられるとは感服です。私には無理です(笑)

素焼きのナッツは炭水化物含有量が少なく、空腹を紛らわすのにもってこいの食べ物です。

私の場合は岡村さんのように過激なダイエットは無理ですので、空腹時は素焼きのアーモンドを1日で30個くらい食べていました。これでもほとんど気にならないような炭水化物量です。

炭酸水を飲む

これはダイエットをする上で用いられる手段として有名かもしれませんが、私もやっていました。

炭酸はお腹が膨れてあたかもお腹がいっぱいなんじゃないかと感じさせてくれます。満腹とは言わないまでも気を紛らわせてはくれます。

私の場合はもっぱらコカ・コーラゼロを飲んでいました。人工甘味料が人体にどのような影響を及ぼすか不明ですが、炭水化物抜きダイエットに限って言えば「吉」です。かなりダイエットがはかどりますので、人工甘味料が気にならない方は是非おすすめします。

2週間ほど我慢した後

2週間ほどこのような方法で我慢した後は不思議なもので、かなり慣れます。空腹感が無くなると言えば嘘ですが、耐えられるくらいのものになるはずです。

こうなってしまえばしめたもので、ほぼほぼダイエットは成功すると思います。私の場合はそうでした。

体に起きた変化

最初の月こそ10kg越えの減量でしたが、後の月はじわじわと痩せていった感じなので、そこまで体に異変を感じるほどではありませんでした。

強いて言うなら、お腹の下辺りが常にあったかい感じがしていたくらいです。

良く言われているような「頭に必要な糖分が取れないのでぼーっとする」というよなこともなかったです。

最後に

一通り炭水化物抜きダイエットをやってみて、巷で騒がれているほどではないですが、やはり優秀なダイエットだと思います。

実は4ヶ月ほどやった後、体重の減りが鈍化したので炭水化物を普通に気にせず取るようになってしまったのです。

そういった生活を送っていると当然太ってきて、元には戻りませんでしたが、あわや3桁の体重になるところまできてしまいました。

ですので、只今絶賛炭水化物抜きダイエット中です(笑)

しかも今まで食べてなかったせいか、炭水化物を抜く以前にも増して食べる量が増えていたように思います。痩せた後は適度な量の炭水化物を取れば維持できるんじゃないかと思います。

私の場合は一食でピザのLサイズをひとりで食べたりしていましたから(笑)

何はともあれ、色んな噂が飛び交う炭水化物抜きダイエットですが、効果は確かですのでみなさんにもおすすめできるダイエットです。

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