巷には様々なダイエットが溢れかえっていますが、本当に痩せたいならばまず間違いなくこれ!
「炭水化物抜きダイエット」です。
炭水化物抜きダイエットとは、ざっくり言うと、主食である「米」、「パン」、「麺類」等以外の食事しかしないというダイエットです。
炭水化物抜きダイエットの医学的根拠は、人間の体重増加メカニズムによるものです。
人間の体重増加は体内の血糖値が上昇した時のみに起こり、血糖値を上昇させる直線的な原因は炭水化物にあります。
その炭水化物を多く含んだ主食を抜けば、血糖値の上昇が抑えられ、体内に余分な脂肪が蓄えられることを防げるのです。
非常に明解ですね。
そんな炭水化物抜きダイエットですが、色々難癖を付けられているのも事実です。
「主食を抜いても痩せない」
「食事のバランスが悪くなるので、健康に悪影響を及ぼす」
これらが特に多いですかね。
この悪評を払拭し、炭水化物抜きダイエットをどのように進めていけば効果が出るのか?
それを実体験に基づきご紹介させていただきます。
主食を抜いたのに痩せない?
炭水化物抜きダイエットを簡単に他人へ伝える手段として、
「主食を抜いたら痩せるよ!」
という謳い文句があります。
たしかにこう言われると分かり易いですし、主食さえ我慢すれば何でも食べられるということですので、とっつき易くもあります。
しかし、
もし仮にこのような漠然とした定義で始めてしまうと、効果が今ひとつと感じることも多く、場合によっては更に太ることさえあります。
このような状況はなぜ起こるのか?
それは主食以外の食べ物にも炭水化物が含まれているからです。
炭水化物抜きダイエットの基本は、
「1日の炭水化物摂取量を理想体重/kg×g」
以下にすることです。
60kgが理想の体重であれば、1日の炭水化物の摂取量は60gまでということになります。
この数字は如何に主食を抜いたとしても、かなりシビアなものなのです。
炭水化物は様々な食品に入っています。
大丈夫そうな野菜でも根菜類は炭水化物を含みますし、サラダに使うドレッシングにも入っています。焼き肉のタレなんかもそうですね。
食材自体に炭水化物が無くても、揚げ物なんかは衣が炭水化物高めです。
果物なんてもっての外で、ほぼほぼアウトです。
最近は加工品の成分表示が義務付けられていますので、手に取って確認すれば一目瞭然でしょう。
炭水化物が入っているかどうかを見極めるコツは、成分表示の確認は勿論ですが、
食べた時の「甘み」です。
食べた際に甘く感じる食べ物には、まず間違いなく炭水化物が含まれています。
甘いのに炭水化物表記がない、もしくは少ない食品は人工甘味料の可能性が高いですね。
コカコーラゼロみたいなものです。
以上の事から、炭水化物抜きダイエットで効果が出ないと言っている人は、厳密に言うと
「炭水化物抜きダイエット」
ではなく
「主食抜きダイエット」
になってしまっているのです。
もし本気で炭水化物抜きダイエットをしたいなら、成分表示を確かめ、食材の成分表を見て、食べる物を選ぶ必要があります。
炭水化物抜きダイエットは危険なのか?
炭水化物抜きダイエットをやると骨が脆くなるとか、糖分が足りてないと頭が働かないとか。
この話もよく出てきますよね。
そのような情報は正しいのでしょうか?
少なくとも私は正しくないと考えております。
なぜならば、炭水化物抜きダイエットをしていた際、私は毎月かかりつけのお医者さんで血液検査をしていたからです。
ダイエットの批評には少なからず恣意が入り込む余地があります。
他のダイエットを勧めて利益を得ている人がいるのは事実で、その人達が根も葉もない批判をすることは十分に考えられます。
しかし、
病院での血液検査は人の感情が入り込む余地はなく、客観的な情報であると言えます。
私の場合、炭水化物抜きダイエットを始める前と後では、明らかに全ての数値が正常値へ向かっていました。
また、骨密度の検査も行っていましたが、むしろ同年代の方よりも高く、数値が落ちるということもありませんでした。
頭が働くなるという件については、自覚症状はありませんでした。
調子が良くなることはあっても、悪くなるという感覚はなかったですね。
ただ、こちらは自己判断の範疇を出ませんので、厳密には不明ということになりますが、
炭水化物抜きと言ったって、糖分を全く取らないということはありません。
それほど影響があるとは思えません。
まとめ
私の見解では、炭水化物抜きダイエットはそれほど極端な偏食ダイエットではありません。
ベジタリアンの方がよっぽど偏食です。
ですので、炭水化物を控え目にして多種多様な食材を使用すれば、健康被害はないように思います。
また、短期間で驚くほどの成果を上げるには炭水化物抜きダイエットは最適で、自身これほど成功したダイエットを経験したことがありません。
体重の減るスピードは徐々に落ちますが、100kgから始めた1カ月目は10kgの減量に成功しました。
最近は少し陰りの見えるライザップも炭水化物を抜いて減量するというものでしたね。
効果は否定しようのないものです。
炭水化物抜きダイエットを上手く進めるには、成功の確認が必須です。
そこに書かれている炭水化物の量を制限して、美しい体を手に入れましょう。
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