換金を可能にする、パチンコ屋の3店方式とは

ギャンブル

パチンコはギャンブルだということは世の中に受け入れられている事実ですが、私はずっと疑問に感じていたことがあります。

「公営ギャンブルじゃないのに何で換金できるの?」ということです。

それを可能にするのが3店方式と呼ばれる仕組みです。その方法についてご説明します。

3店方式とは

3店方式とはその名の通り3店の取引によって成り立っています。その3店とは「パチンコ屋」、「買取り業者」、「卸業者」です。そして、「パチンコを打つ人」の3店とひとりがそれぞれ取引を行うことによって換金が合法的に行われます。

換金までの流れ

では、実際に換金するまでの流れを見てみましょう。

客がパチンコ屋に入り、玉を1玉4円で借りて遊びます。そして、最終的に1,250玉を獲得したとします。その玉を店員に頼んで1,250玉獲得したことを証明するレシートに換えてもらいます。それを持って景品カウンターに行きます。すると、店員が陳列している商品があるにも関わらず、1,250玉=5,000円分の特殊景品を渡してきます。はっきり言って何の使い道もないプレートです。

それを持って店を出ると、帰り道にたまたまその特殊景品を買い取りますという買取り業者と出くわします。そこの店員に特殊景品を渡すと5,000円を差し出されます。

その後、買取り業者は買い取った特殊景品をどうするかというと、今度はそれを卸業者に売り付けます。そして、パチンコ屋が卸業者から特殊景品を買い取るのです。

この特殊景品をぐるぐる回すことによって換金を合法化しています。

なぜ賭博にならないのか?

ここで重要なのは「パチンコ屋」と「買取り業者」がお互いの存在を知らないということです。もしパチンコ屋が買取り業者の存在を予め知っていた上で客に特殊景品を渡していたとなると、これは賭博になってしまうからです。

はっきり言って詭弁ですが、換金することを前提にパチンコを打つのではなく、あくまでも換金性の無いもの、交換時点で値崩れを起こすものや誰でも買ってくれるわけではないものに交換する前提で、賭博ではなく遊戯という建前を保っています。

ですので、パチンコ屋の店員に「換金してくれるところはどこですか?」と尋ねても「知りません」と返されます。これは警察の指導があるためです。パチンコ屋の店員が買取り業者の場所を知っていると、パチンコが遊戯であるということに矛盾が生じます。

換金が始まった経緯

実は元々パチンコは換金ができなかったようです。店のカウンターに陳列させているお菓子や生活用品の類いのものに換えるだけの本当の遊びだったということです。

そんな状況の中、パチンコに目をつけた悪い人(暴力団)がパチンコをやって景品を手にした人に声を掛け、小銭を渡して景品を手にするようになったということです。

パチンコをやった人はお菓子や生活用品をたくさん家に持って帰るよりも少額でも良いからお金に換えてもらった方が良かったんですね。悪い人はそこで得た景品を卸業者に少し額を上乗せして流せるルートがあったので、儲けられたのです。お互いの利害が一致したんですね。

これを警察が許すはずもありませんでした。そこで、先に書いた3店方式を取り入れて換金を合法化させたのです。結局、悪い人にお金が渡ることは無くなりましたが、警察とパチンコとの癒着が囁かれるほどのお金が3店方式に関わるところで動くようになったのです。全国にはパチンコ屋が10,000店以上存在することを考えると、ものすごい金額が動くということは想像に難くないでしょう。

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