設定付パチンコが出始めてからどのくらい経つでしょう?数カ月ですかね?
皆さんは設定付パチンコ打っていますか?
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私はほとんど打ってきませんでしたが、この度大好きな番長のパチンコが出ると聞いて打てっきました。
「P押忍!番長2」という台です。
待望の番長シリーズ初の1種2種混合機が設定付で出るのは複雑な気分ですが、これも時代の流れですね。
スペック
設定付に抵抗のある私ですが、P押忍!番長2はその中でも比較的打ちやすい方だと思います。
なぜなら、設定差が設けられているのが初当り確率だけで、出玉性能は全ての設定でほぼ同水準だからです。
設定付パチンコで萎えるパターンは高設定ほど出玉性能が高いってやつですね。
どうせ低設定しかないのに当りも重く出玉も少ないって、踏んだり蹴ったりです。
その点で、P押忍!番長2はシンプルなんですね。設定差は初当り確率だけ!当たってからは同じだよ!ってことです。
初当りとボーダー
気になる初当り確率は
設定1 1/239.2
設定2 1/230
設定3 1/220
設定4 1/189.4
設定5 1/179.6
設定6 1/149.6
です。
6段階ということで、結構幅がありますね。
ボーダーは玉削りなし、等価を条件とすると
設定1 22.3回
設定2 21.4回
設定3 20.4回
設定4 17.5回
設定5 16.5回
設定6 13.7回
となっています。
高設定でもそれほど甘くなさそうなので、ホール側も設定を入れやすいのではないでしょうか。
出玉性能は
ヘソ当りで
10% 10R+時短90回
90% 5R+時短1回
右打ち中は
100% 10R
となっています。
1Rで払出が100玉なので、右打ち中は1,000玉ずつの払出が受けられるということです。
連チャンの仕組み
で、ここから若干分かり辛いかもしれませんが、連チャン中の仕組みについて説明します。
まずは、右打ち中のルールを押さえましょう。
●右打ち中の当り確率は1/6です。
●時短中の大当り後は1回転の時短が付いてきます。
●時短中に当たらず、時短後の4回転の保留で当たった場合は90回転の時短が付きます。
●時短大当りの最大リミット数は3回です。その後は時短が付きません。
です。
ちょっと意味わかんないですね。
リミット3回?MAX3,000発しか出ないのか?というと、そうではないようです。
リミットに到達したら残り保留4回で1/6を引いていたかどうかの演出、頂ジャッジに突入するということなので、リミット到達時の大当り前に保留をためることが可能ということになります。
そこで当たれば再度時短が復活するようなので、理論上は無限に玉を増やせます。
ただ、1セットの大当りの見せ方としてリミットを設けているようですね。
2回分が赤七、2回分+1G連が青七、さらに1G連を重ねていた場合は絶頂RUSHという見せ方をしているようです。
大当り告知時にすでに保留連がわかっていたとしても、消化保留+保留4個分がMAXなので、最大でも5,000発分の演出となります。
ただし、頂ジャッジ中に当選した場合は時短90回が付き、赤七当選の告知がなされますので、頂ジャッジ中の1回+5回分の大当り告知がMAXになりますね。
ですので、2,000発が赤七、3,000発が青七、4,000発~6,000発が絶頂RUSHという表現になるのでしょう。
オーソドックスな流れとしては、
4個の保留(頂ジャッジ)で当たって大当り図柄の告知(主に赤七)、大当り消化後時短90回に突入し、そこでの当りを消化したら再度頂ジャッジに突入という流れですね。
つまり、2,000発1セットの大当りが50%でループするというのが基本的な流れになります。
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初打ち感想
それでは、実際に打ってみての感想をお伝えします。
主に通常時と大当り中の演出について書いていきますね。
通常時
通常時の演出はこれまでの番長シリーズを踏襲しています。
大都のパチンコと言えば必要以上の煽りですが、例に漏れず番長2も同じです。
ですが、これまでの台よりも大当り確率が軽いので、そこまでの不快感はありませんでした。
メインルートはお馴染みの特訓演出で、普通の特訓が35%、倍特訓が80%の信頼度のようです。
倍特訓はそれだけで期待が持てますが、普通の特訓は星4つ以上ないと諦めた方が良さそうです。
ガチャガチャしてますが、結局注目すべきは特訓と対決の内容ですので、そこさえ押さえておけば無駄に期待することもないでしょう。
大当り中
大当り中の感想ですが、これまでの番長シリーズ、大都の台と比べたら消化し易い台だと思います。
オーバー入賞も程よくしますし、1種2種混合機なので無駄玉を使うことも少なく済みます。
止め打ちを上手くすれば、出玉増減±0くらいで消化することも可能かと思われます。
注意点があるとしたら、ラウンド間の間隔が少し長い気がしますので、そこさえ気をつけていれば大丈夫だと思います。
また、演出関連ですが、どのような当り方をしても必ず1度は訪れる頂ジャッジ(保留4個の演出)、50%の継続演出に突入します。
これまでの吉宗や番長と同じように、3人のキャラクターから1人を選び、継続演出を見守ることになります。
番長では、「轟」、「薫先生」、「操」の3人からの選択ですね。これまでと同じです。
「対決告知」、「一発告知」、「LIVE告知」という内容になっています。
轟の対決告知は保留を溜めるとパネルが4つ登場し、玉を入賞させてパネルを昇格させる演出となっており、まるでシンフォギアの演出を見ているような感覚になります。
パクりだと言って敬遠している人もいますが、個人的には割と好きな演出です。
シンフォギアよりもバリエーションが多く、この機種の1番の力の入れどころということもあって、ドキドキできますよ。
私の場合は特にチャンスアップがなくても当たってくれたイメージがあります。
薫先生と操の演出もあるので、そちらを選択して気分を変えられますので、むしろシンフォギアよりも良い感じだと思いました。
最後にラウンド消化中の演出ですが、時短90回で当たった後の福引がちょっとクドいです。
毎回5回の福引が付いてきて曲を獲得していくのですが、消化効率も悪くなりますし、獲得できて嬉しいという感情は皆無ですね。
設定狙い
P押忍!番長2は設定付パチンコですので、設定狙いをすることが前提となった作りになっています。
ここから書くことはあくまで個人的な意見ですので、その点は悪しからず。
もし番長2を設定狙いするのであれば、ホールに導入されている台数に着目するべきです。
台数に比例して番長に対する扱い方が良くなるはずだからです。
最低でも4台、できれば8台以上ある方が良いですね。
この機種は初当り確率だけに差が設けられていますので、初当り確率を参考にしようとする人もいるでしょうが、私はおすすめしません。
もちろん、全く無視はしませんが、1日で回せる回転数を考えると、設定1と6でさえ見抜くことが至難だと思います。
1日8,000回転以上させるパチスロでさえ難しいのに、2,000回転くらいしかさせられないパチンコなら尚更ですからね。
では、どこに着目するのか!?それは、確定系の演出ですね。
具体的には
●頂ジャッジ終了後のリザルト画面
●福引での獲得曲
●対決敗北時の3、7テンパイ
●ラウンド中の昇格演出
です。
コパンダのカウントはしません(笑)
3、7テンパイ敗北は確定ではありませんが、可能性的にほぼ低設定が否定されます。
これらの演出を観察し、もしその台に座れたら全ツッパします。
自分で耕すには時間と投資がかかり過ぎますので、基本的には他人の台の観察に徹したいと思います。
余程番長に力を入れていることが明確(毎日確定系の演出が出ている、明らかにデータ上客が勝っている)ではない限り、設定狙いで朝一番長に走ることはないでしょう。
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まとめ
初めて設定付きパチンコなるものを打ちましたが、然程抵抗なく楽しめました。
ただし、釘の具合にも寄りますが、P押忍!番長2はどちからというと辛い台です。
設定関係なく打つのなら、最低でも20回以上は回らないと、理論上は大幅なマイナス収支となるでしょう。
だからこそ、ホールは高設定を使い易いのではないでしょうか?
確定画面を出すことによって、高設定投入のアピールにもなりますし、出し過ぎる心配もあまりありませんからね。
規制、規制でパチンコ業界に逆風が吹いていますが、番長がパチンコ熱の火付け役になることを祈っています。
ただ、1つだけ気に入らないところがあるのは、操のエンブレムを確定系の演出にしてしまっていることです。
低設定を打っていても聴ける可能性はあるのでしょうか?
パチスロから来ている人は聴きたいですよね!?エンブレム。
それを高設定しか聴けないとなると、、、そこは頂けないですね。
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