マンガ。
それは、人生を豊かにしてくれるエンターテイメントです。
ですが、歳を重ねるにつれて、なかなか自分に合った作品に出会える機会も減ってきます。
たぶん、マンガを読み過ぎて、刺激が薄まってしまうんでしょうね。
かつて感じたドキドキ感やワクワク感。
おっさんになると、この感覚を味わうことすら難しくなります。
そんな中、「これだ!」と思える作品は大事にしたいものです。
今日はそのおっさんもはまったマンガ。
「ジンメン」をご紹介したいと思います。
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ジンメンのあらすじ
ジンメンは、高校生のマサトという少年が主人公のマンガです。
マサトは動物が大好きで、小学生の頃から動物の考えていることが理解できました。
マサトは毎日サファリパークに行き、動物達とコミュニケーションをとっていましたが、
ある日、北海道に転校することになり、高校生になるまでサファリパークと離れてしまいました。
物語の始まりは、マサトが久しぶりに地元に戻って来て、幼馴染みである女の子。ひとみとサファリパークを訪れるところから始まります。
久しぶりにやって来たサファリパーク。
あの頃の思い出と共に胸膨らませるマサトとひとみですが、間もなくサファリパークの異変に気が付きます。
人の気配がなく、どうも様子がおかしいのです。
園内を恐る恐る歩き回った2人が見たものは、変わり果てた動物達の姿でした。
動物の顔が人間の様に変形し、人間を襲っているではないですか。
マサトとひとみはこの人間の顔をした動物=ジンメンから逃げ切るため、サファリパークを脱出します。
ここから、マサトとひとみを巻き込んで、ジンメンと人間の凄絶な闘いが始まります。
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ジンメンの魅力
ジンメンはジャンルで言えば、アクションSFホラーサスペンス?
になるんですかね。
結構色んな要素が盛り込まれています。
ホラー系の中身のない、ただ化け物が暴れ回るというようなものではなく、
人類の敵として描かれているジンメンにも明確な意図があり、行動していることがうかがえます。
ただし、明確な目的を持っていることはわかっても、それが何なのかということは謎に包まれており、
本を読み進めていくにつれて、少しずつですがぼんやりと見えてきます。
まず、そこがサスペンスのような謎解き要素でワクワクポイントです。
また、ジンメンと人間の戦力バランスも絶妙です。
こちらはアクションポイントですね。
ジンメンはホラー要素もあるため、敵は異形で圧倒的恐怖感を煽ります。
サシの勝負では、普通の人間は手も足も出ません。
協力して逃げきるのがやっとです。
ただ、ジンメンには普通の人間以外の人間も少数ですが登場します。
舞台がサファリパークで動物の異形が敵ということで、その普通じゃない人間は飼育員です。
飼育員は自分の担当していた動物のような姿に変身することができ、ジンメンに対抗することができるんです。
変身のきっかけは薬を注射器で投与することです。
ちょっとテラフォーマーズみたいですが、戦力の極端なインフレは起こりません。
薬には時間制限があり、一定時間を過ぎると元に戻ります。
変身しても辛うじて対抗できるだけで、圧倒的に押さえつけることはできません。
手に汗握る闘いです。
良い塩梅ですね。
まとめると、
ジンメンは主人公達が様々な手段を用いてジンメン達の攻撃をかわし、
世界を元の安定した状態へ戻そうというストーリーです。
そこには数多くの謎があり、また、戦闘があり、ドキドキしながら次の展開が待ち遠しくなるマンガです。
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まとめ
一見、画の感じが気持ち悪いこともあり、敬遠する人もいるかもしれませんが、
騙されたと思って3巻まで読んでみてください。
そこまで読めば、おそらくジンメンの虜となるでしょう。
気色悪くて憎たらしいジンメンですが、愛着も生まれるかもしれません。
ストーリーに奥深さもありますので、おっさんでも楽しめます。
また、余談ですが、主人公の幼馴染み「ひとみ」が高校生とは思えないくらい色気があって可愛いんです。
そこも魅力にひとつですね♪
ジンメンは2019年4月現在、10巻まで発売されており、
11巻は2019年5月10日に発売されるようです。
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