2018年3月5日西陣よりCRモンキーターン4が登場する。通常時は1/66と甘デジ仕様だが、出玉性能は優秀で「スゴ甘」という名を持つ。
10,000発突破確率も高い。
スペック
通常時 | 1/66.6 |
---|---|
確変時 | 1/22.2 |
【通常時(ヘソ当り)】
割合 | ラウンド | 払出 | 時短 |
---|---|---|---|
69% | 2R確変 | 40個 | 4回 |
31% | 2R確変 | 40個 | 無し |
【潜伏時(ヘソ当り)】
割合 | ラウンド | 払出 | 時短 |
---|---|---|---|
23% | 2R確変 | 40個 | 4回 |
77% | 2R確変 | 40個 | 無し |
【電サポ終了時残り保留】
割合 | ラウンド | 払出 | 時短 |
---|---|---|---|
5% | 2R確変 | 300個 | 4回 |
95% | 2R確変 | 300個 | 無し |
【電サポ有効時】
割合 | ラウンド | 払出 | 時短 |
---|---|---|---|
100% | 2R確変 | 300個 | 次回 |
【電サポ有効時(リミット到達時)】
割合 | ラウンド | 払出 | 時短 |
---|---|---|---|
100% | 2R通常 | 300個 | 50回 |
仕組み(RUSH獲得、RUSH)
通常時であれ、確変時であれ、時短が付く大当りを引き、時短の4回転で大当りを引けばRUSHに突入する仕組みとなっている。
ひと度RUSHに突入させれば、確変率100%なので、初回突入時を除いて3,000個の大当りがループする。(右打ち時の獲得は300個)
リミット到達時は100%50回の時短が付くので、50回転で1/66,6を引くことができたなら、再度10回1セット、3,000個の玉を獲得できるということだ。
50回で1/66.6が引ける割合は53%なので、53%で3,000個大当りがループする設計となっている。
RUSHまでの道のりは捨て置き、かなりの爆裂仕様だ。
大量出玉獲得までの道のり
スゴ甘というくらいなので、大当りの確率は甘デジと同じくらいなのだが、本来の出玉性能を体感できるRUSHまでの道のりは険しく遠い。
実質的な確率を掘り下げて考えてみよう。
時短までの道のり
まずは時短を引かないと話しにならない。通常時(1/66.6)だと69%、潜伏時(1/22.2)だと23%で4回の時短が付く。
一見どちらの状態が時短に入り易いかわからないが、計算すると
1/66.6×69/100=1/96.5
1/22.2×23/100=1/96.5
同じであることがわかる。
つまり、通常時も潜伏時も同様に1/96.5で時短4回が付く大当りを引ける。
RUSHまでの道のり
RUSHまでの道のりは時短4回で1/22.2の大当りを引くことだ。確率にして16.8%である。これは約1/6とも表せる。
通常時でも潜伏時でも1/96.5で時短4回を獲得でき、16.8%でRUSHに入るので
1/96.5×168/1000=1/574
と計算できる。
つまり、実質的なRUSH突入率は1/574である。
一般的な1/319の65%確変台が大当り時に確変に入る(時短除く)実質的な確率が1/490であるので、それよりもきつい仕様である。
裏を返せば、1/319の台よりも爆発力があると言える。
注意点と疑問点
RUSHまでの確率が通常時、潜伏時で違いは無いと書いたが、ある条件下のみ確率が変動する。
それは、リミット到達時に時短が付いた時だ。リミット台なので10回目の大当りの後は通常時(1/66.6)の確率に一旦転落する。
すると、時短4回で1/66.6を引かなくてはRUSHに突入しないこととなる。1/66.6が4回で引ける確率は5.8%だ。
つまり、リミット到達1回前に打ち出した場合は
1/96.5×58/1000=1/1663
の確率でしかRUSHに突入しない。
ただし、潜伏中の確率は1/22.2と高確率なので、それほど気にする必要は無いと思われる。平均22回回せばその状態は解消されるからだ。
また、電サポが終わった段階で残っている保留で当ってもRUSHに入らないことに注意だ。ST機だとST終わった後の電チュー保留をめいいっぱい溜めて大当りを願ったりするが、それができない。
さらには大当り中に電チュー保留を溜められる配慮がなされているかも気になるところである。
CRモンキーターン4の勝負の分かれ目は時短4回にかかっている。おそらくヘソで当たってもRUSHに突入するようになっているとは思うが、どうだろうか。
個人的な期待
この手の台は個人的に大いに期待が持てると思っている。RUSH中のイケイケ感も凄そうだし、時短の引き戻しはたまらなく気持ちが良いと、今からでも想像できる。
3,000発が確定するのだから、正に手に汗握る時短だ。3回引き戻せば、ほぼほぼ10,000発以上獲得できるだろう。
また、リミットに到達するまで通常確率に転落する可能性が無いところも良い。個人的には回しているのが確変状態なのか通常状態なのか、知っている状態で遊戯したいからだ。
別にそれを知ったところで結果は変わらないのだが、やってやった感と安堵感が持てるからである。
サミーの蒼天の拳天羅も似たような仕様で好きなのだが、そこがあまり好みではない。100回超えて天授の儀に入った時の生き残った感もたまらないのだが、元々知っておきたい口なのだ。
人気のコンテンツだし、非常に期待が持てる1台である。3月が待ち遠しい。
コメント