【YB125sp】125ccバイク(MT)を購入した結果【250cc経験者】

生活の知恵

「125ccバイク」。みなさんはどのような印象を持たれるでしょうか?

「ちょっと中途半端だな」というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

私もその1人で、「なぜ中免を持ってるのにわざわざ125ccに乗るのか?」と思っていました。(最近はじめて知りましたが、小型自動二輪免許もあるみたいですね)

しかし、つい先日、そんなことを思っていながら私も125ccバイクを購入したのです。

車種名は「YB125sp」ヤマハの中華製逆輸入車です。2012年式モデルの新車で本体価格は20万円と、かなりお得なお値段で購入できる車輌です。(形はネイキッドタイプでSRに似ています)

今回は125ccバイクを嫌がっていた私がなぜ125ccを購入したのか?実際に乗ってみた感想を主に以前運転していた250ccと比較してお伝えしたいと思います。

これからバイクの購入をしようと考えている方の参考になれば幸いです。

125ccバイクの購入を決めた理由

私が今回バイクの購入を考えた主な目的は通勤のためです。

私の住まいは横浜市の中心部(横浜駅より2駅)からほど近い場所で、割と交通の便も良いところです。

ですので、バイクを買うまでは電車を使って通勤していました。

普通に起きて出勤していれば別に不自由はなかったでしょう。ですが、私には人に言うのも憚られる悪癖があるのです。

それは、朝に弱くタクシーを多用してしまうことです。月平均30,000円程使用してしまっていましたので、これならバイクを買ってもお釣りが出ます。

そこで、バイクの購入を考えはじめたのが125ccバイクを購入したきっかけです。

250ccと400ccも検討しましたが、総合的に判断して125ccの購入に踏み切りました。

では、購入前に調べた125ccのメリットとデメリットをご紹介します。

125ccのメリット

125ccの1番のメリットは駐輪です。

横浜や都内の市街地(特に駅の近く)は125ccより大きなバイクを停める場所がほとんどありません。

あったとしても1回停めるのに500円以上は必要なところが多く高額です。

停められるかどうかも不明な上にそこそこの料金が必要となると、ちょっと微妙ですよね。

しかも、自宅に停める場所が無いと尚更です。横浜だと月極で6,000~10,000円ほどが相場だそうです。

その点、125ccは停められる場所が多く存在します。日本二輪車普及安全協会は駅近に多くの駐輪場を設けており、1回の駐輪も24時間で100~150円とかなりお得です。

2番目のメリットはスピードです。

250ccに乗っていた頃からスクーターを見ては、50ccの原付だと思って警戒していたのですが、びゅんびゅん飛ばすスクーターを見ては驚いていました。

50ccで30km/h走行する人はほとんどいないでしょうが、それでも原付は遅いので、事故を警戒しながら追い抜いていました。

しかし、ピンクナンバーを付けたスクーターだけは明らかに速く、むしろ250ccよりも速いのでは?とさえ感じていました。

法律的にも公道では車と同じ速さで走ることができるようで、これならありかといった判断です。

3番目のメリットはタンデム(2人乗り)です。

125ccは後ろに人を乗せて走行することが可能です。昔から後ろに人を乗せることが好きだったので、私に取っては大きなメリットとなりました。

デメリット

125ccのデメリットは自動車専用道路を走行できないことです。

自動車専用道路とは「高速道路」や「バイパス」です。

バイパスなんかは80km/h出れば十分だとは思うのですが、125ccは道路交通法?第二種原動機付自転車だそうで、原動機が付いた「自転車」の扱いなんですね。

ですので、侵入制限の確認をする必要があります。

購入を決めた理由

これらの事前情報を基に購入を決めましたが、私の場合は中華製の逆輸入車で本体価格が安いということも動機のひとつとなりました。

事前に知った侵入制限というデメリットは250ccに乗っていた頃、高速なんてほとんど使わなかったのであまり大きなマイナス要素にはならないと思い購入に踏み切ったのです。

実際に乗ってみて感じたメリット・デメリット

私がYB125spを購入してから約1カ月、走行距離にして1,100kmを超えましたので、実際に乗ってみてのメリット、デメリットをお伝えします。

メリット

駐輪場が多くありますので、横浜の街中を気兼ねなく走行することができます。

気になる場所が急に見つかっても大体停められるところがあるのは便利ですね。

料金も安いので、おサイフにも優しいです。

デメリット

事前情報と1番ギャップがあったのはスピードです。交通の流れに乗ることはできますが、割と無理をしている感覚ですね。

以前感じたピンクナンバーのスクーターの速さは本当だったのでしょうが、たぶん彼らは常にフルスロットルだったのでしょう。危険ですね。

たしかにスロットルを回し続ければ100km/hくらいは出せます。(公道は60km/h以上は出せませんが)

ただし、加速力がかなりしょぼい。力の無さを感じます。けっこうな減速からの交通の流れに乗る加速はあまりスムーズではありません。

タンデムなら尚更痛感します。

また、高速に乗らないからとあまり気にしていなかった自動車専用道路の制限ですが、いざ乗ってみると割と通れない道路が多く、不便さをどうしても感じてしまいます。

まとめ

実際に乗った感想は、購入前よりもマイナスになりましたが、今の経験を持って過去に戻れたとしても私は125ccのバイクを購入するでしょう。

それほどまでに125cc以上のバイクを停める場所が無いのです。横浜や東京でバイクを乗りたいけど乗ることができない人はかなりいると思います。

そこさえ無ければ間違いなく250ccか400ccを選ぶという感覚での125cc購入です。

費用的な面では車体価格の違い、あとは車検費用(これは400cc以上の場合ですが)、あとはファミリー特約で車の任意保険に入れるところ、都会では駐輪料金でしょうか。

125ccが経済的だということは間違いありません。

が、

お金に困っていなくて、都会に住んでいなければ排気量の大きい中型以上の方が都合が良さそうです。

都会で原付(50ccのバイク)に乗るくらいなら、125ccをおすすめします。

というのが私の結論です。

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