パチスロファンの皆さん、あの衝撃からもう20年。まさかホールでまた、初代北斗の拳を楽しめる日が来るとは思いませんでしたよね。
その感動を呼び起こしてくれたのが、スマスロ北斗の拳です。機械割こそ初代に劣るものの、その完成度の高さから、総合的にはスマスロ北斗の方が好き!という方も多いのではないでしょうか。
そんなメガヒット作と同じく、私が復刻を心から切望している台があります。それが、今回ご紹介する**「初代蒼天の拳」**です。
【初代蒼天の拳】不遇の神台、その正体とは?
5号機時代のパチスロを打っていた方なら、この不遇の神台を覚えていますか?
初代北斗の拳と同様、バトルに負けない限りARTが続く胸アツの仕様でした。当時、多くの人が「初代北斗の拳の完全復活だ!」と思ったことでしょう。
しかし、その中身は少し違っていました。北斗のようなJACIN時の継続抽選ではなく、ART中にストックを抽選し、そのストックの有無をバトル演出で表現していたのです。
今思えば、これも素晴らしいシステムだったのですが、当時は初代北斗ロスが大きく、みんながそのままの復活を望んでいたため、残念ながら大ヒットとはなりませんでした。純増の低さも、人気が伸び悩んだ理由の一つでしょう。
「初代蒼天の拳」の奥深いシステム
初代蒼天の拳は、ストック型のART機です。
まず、初当たり時に初期ストック数を決定します。ここでは偶数設定が優遇されていたはずです。
ART中は、全ての小役でストック抽選が行われ、こちらは奇数設定が優遇されていました。
中段チェリーや強スイカ、ART中の7揃いといった強い契機ではストック獲得を告知してくれましたが、ストック数そのものは告知されません。さらに、その他の小役によるストック告知はありませんでした。
このシステムには、ストックした際の安心感と、「あといくつストックがあるんだろう?」というドキドキ感が絶妙にミックスされていました。
単発も多いけど爆発力があるのが「奇数設定」、単発は少ないけど比較的安定しているのが「偶数設定」というように、設定推測の面白さも味わえる機種だったのです。
蒼天の拳、個人的に最高に面白かったポイント
導入前から期待されていたわりに、そこまで人気が出なかった初代蒼天の拳ですが、私にとっては間違いなく最も好きな台の一つです。
リアルボーナスに出玉を割かれていたため、爆発力に欠けると言われることもありましたが、ツボにはまれば強烈な出玉を得ることができ、60連以上したこともあります。
通常時
ART中は北斗とは少し違いますが、通常時はほぼ一緒です。高確中の中段チェリーはART確定!通常時でも1/4でART当選に期待が持てました。
それに加えてリアルボーナスがあったので、初代北斗よりも通常時は面白かったと思います。演出も綺麗で、特にドデカPUSHが出現した時の期待感はたまりませんでしたね。
ART中
ART中のレア小役を引いた時のショートフリーズは、パチスロの演出の中で最も好きなものの一つです。あのストック告知演出の重厚感には、いつもワクワクさせられました。
ストックタイプが合わなかったという人もいるかもしれませんが、こここそが蒼天の拳の面白さ。1回の契機で最大7つのストックを獲得できることがあり、「もしかして大量ストックしてるかも…?」と期待しながら打つのが最高に楽しかったんです。
通常時と同様にボーナス抽選もあったので、そこにも期待しながら打てるのも良かったです。演出の完成度は本当に秀逸で、ここ20年のパチスロの歴史の中でもトップクラスの出来だと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「初代蒼天の拳」、スマスロで復活してほしくはないですか?
私はもう、復活してほしくてたまりません。
初代吉宗よりも、断然蒼天の拳派です。
この熱い夢が叶うように、ただただ祈るばかりです。


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