皆さまこんにちは。
人生の半分以上をギャンブルに支配され続けてきたおじです。
本日は、ギャンブルの危険度について考えたいと思います。
筆者が好んでやるギャンブルは「パチスロ」
かれこれ20年以上打ってきているので、パチスロがどの程度の金銭的リスクがあるかについて理解しているつもりです。
そんな筆者がもう1つ好きでやっているのが「競馬」
当然、こちらについてもある程度理解しています。
ということで、今回は「パチスロ」VS「競馬」
この2つのギャンブルの危険度についてご紹介します。
常習性=依存症について
「パチスロ」と「競馬」はギャンブルですので、常習性=依存症がつきまといます。
では、どちらがそうなりやすいのか?
私は日常において、どれだけその行為をする機会があるのか?ということが大きなファクターだと考えています。
その点で言えば、「パチスロ」と「競馬」どちらも身近な存在と言えるでしょう。
「パチスロ」に触れられる機会
パチスロは正月に短縮営業になるホールが一部あるくらいで、ほとんど365日、1年中営業しています。
営業時間は地域によって多少違いますが、13時間~15時間くらいでしょうか。
ですので、行こうと思えば毎日行くことが可能です。
「競馬」に触れられる機会
競馬は土日と思っている方もいらっしゃると思いますが、それはJRA=中央競馬で、地方競馬も合わせると毎日どこかしらで開催されています。
1競馬場で9R~12R、最低でも20R/1日は開催されています。
今の時代、現地へ行かなくてもネットで馬券を手軽に購入できますし、レースの中継も見ることができます。
中央競馬はグリーンチャンネルという有料サービスですが、地方競馬はYouTubeで無料観戦が可能です。
ですので、競馬を楽しもうと思えば、毎日楽しむことができます。
レートについて
ここが「パチスロ」と「競馬」の大きな違いです。
「パチスロ」の場合はレートに上限が設けられていますが、「競馬」には設けられていません。
「パチスロ」のレート
パチスロのレートは基本的には上限で設定されているホールが多く、1枚の貸し出しが20円です。
1物1価の指導の際に消費税分を客持ちにするようになったホールがあるので、千円あたりにおける消費税分の枚数を差し引いた貸出
1,000円÷20円=50枚ではなく、1,000円÷1.1(消費税)=909円÷20円=46枚(切上)
を採用している店舗も多く存在しています。
下限は特に設けられていませんが、ホールの運営上、低貸店は少ないです。(当然利益が減るため)
また、パチスロには法律で回すことができるスピードが定められており、めちゃくちゃ急いでも1時間に800G程しか回せません。(法律上はたしか400G:普通に回したとした場合)
1日で10,000G程でしょうか。
理論上起こるはずはありませんが、1度もボーナスを引けなかった場合の投資枚数は、
10,000G×3枚(MAXBET)=30,000枚×20円×1.1=660,000円です。
現実的には、めちゃくちゃ不運が重なって150,000円くらいが1日の限界の負け金額でしょう。
「競馬」のレート
競馬のレートは最小が100円となっているだけで上限は設けられておりません。
1日20Rに100円ずつ賭けたとしたら、2,000円投資ですので、程々のお金で遊べるとも言えるでしょう。
しかし、上限がありませんので、賭けようと思えば自分の全財産をBETすることもできます。
億以上賭ける場合はオッズ自体が変動するでしょうから、現実的に賭けることはないと思いますが、数千万円であれば賭けた事実を聞いたことがあります。
つまり、ほとんどの人にとって人生に大きな影響を与える程の金額を賭けようと思えば賭けられるというのが「競馬」です。
まとめ
結論、「いくらでも賭けの金額を増やせる競馬はパチスロよりも危険なギャンブル」ということが言えるでしょう。
パチスロの場合は、毎日ホールに行ってしまうことによって、それ以外の事ができなくなる危険性はありますが、
金銭的に見ると人生を棒に振ってしまう程の損害を被ることは稀です。
パチスロは機械割によって制御されているので、理論上の負け額は大きく見積もっても20,000円程に設定されています。
ここが競馬の還元率の意味と大きく違います。
競馬は皆が賭けた金額の内、約3割程を胴元(運営側)が取って、残りを当たった人に振り分けます。
つまり、理論値そのものがありません。
情報を上手く整理して、有効に使用することができない人にとっては還元率以上に負けてしまう可能性があります。
パチスロで大金を掴むのは至難の業ですが、無くすのも至難の業です。
ですが、競馬はそれが可能です。
そこが魅力ではあるのですが、一時の迷いで、一瞬にして人生そのものを破綻させる程の破壊力があります。
私の知り合いで、財産数千万を増やそうとして、全てなくした人がいます。
そんなことができるのは「パチスロですか?競馬ですか?」と聞かれたら、全くの無知じゃなければ競馬だとわかるでしょう。
ならば、賭け金額を少額にして楽しめば良いじゃないかという人もいるでしょう。
そのコントロールができなくなったのが依存症のなれの果てです。
「パチスロ」と「競馬」。
依存症になればどちらも悲惨ではありますが、間違いなく「競馬」の方が危険だと言い切れます。
想像してみてください。
結婚して親が家の頭金で2,000万円もの大金を出してくれました。
こいつを無くすことができるのは「競馬」です。
「パチスロ」でそれは不可能です。
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