パチスロで生活してる人って本当にいるの?2019年6号機のハイエナ・設定狙い

パチスロ

昔から根強く残っている疑問。

良く来る疑問に

Q:「パチスロで生活してる人って本当にいるの?」

というものがあります。

「お店が営業してるってことは維持費が必要だから、お客が勝つことはありえない!だから、生活はできない。」

このような事を言う人もいますね。

ですが、これはパチスロで生活してる人がいないことの証明にはなりません。

当然、お客の収支の総和はマイナスである必要がありますが、

プラスの人とマイナスの人が存在することの否定にはなりませんよね?

全員が負けている必要はないのです。

すると、次に出てくる疑問は、

「意図的に、継続的に、必要な生活費を稼ぎ続けることは可能か?」

というものになります。

2019年現在、6号機へと移り変わるこの時、それが実現可能か?

それを探ってみましょう。

パチスロで勝つロジック

インターネットが普及して久しい世の中。

もはや、パチスロで勝つロジックは巷に溢れかえっています。

「期待値がプラスの台を打つ」

これだけですね。

具体的には

●機種毎にボーダーを設け、設定1だとしても期待値がプラスになるタイミングで打ち始めるハイエナ

●高設定を打つこと(完璧に打てば設定1でも期待値がプラスになる機種もあるので、期待値がプラスの設定を打つことと置き換えられます)

この2つしかありません。

パチスロは時代が変わり、仕様が変わったとしても、このロジックだけは揺るぎません。

ただし、立ち回り方は変わってくるものです。

●ハイエナに関しては、そもそも最低設定でも期待値がプラスになる台があるのか?

そのような台があるならば、日当を稼げるだけの台、もしくは台数を拾えるか?

●高設定狙いに関しては、高設定が入るホール、または特定の日が予測できるか?

高設定が入っているとして、判別することはできるのか?

このあたりが焦点となるでしょう。

それをひとつひとつ見ていきましょう。

ちなみに1日に必要な稼ぎは10,000円としておきましょう。

25日稼働で250,000円。

これだけあれば暮らしていけますよね?

ハイエナ

ハイエナ

「たとえ設定1だとしても、特定のゲーム数から打ち出し、特定のゲーム数で止めるということを繰り返せば勝てる」

ということを前提にした立ち回りです。

簡単にイメージできるものでは、天井付きのAタイプが挙げられます。

この手の台は、最低獲得枚数(REG)が天井までの投資額を上回らなければ100%勝てます。

ただし、この状況で打たないと判断する人は皆無で、まず空き台にはなりません。

止める可能性が出てくるのは、最低でも負ける可能性がある場合です。

天井からのゲーム数が離れれば離れるほど、負けた場合のマイナスが増えます(勝率はその限りではない)ので、

その状況下で打ち始めた場合の総和がプラス、期待値がプラスであっても止める人が出てくるのです。

これは天井に限らず、ゾーン狙いもそうですね。

1回当たった場合の平均値が500枚、ゾーン消化に必要な平均メダル80枚、ヒット率20%だとすると

収束するくらいの消化を重ねれば、1回あたり20枚のプラスになります。期待値400円ですね。

勝率は?というと、当たりの平均値500枚も変動することを前提にすれば

ヒット率以下、20%以下ということになります。

このような状況が存在すれば、止める人が出て来るでしょう。

ですので、ハイエナをするために絶対的な必要条件は、天井、もしくは確率が変動する区間が存在する機種があるか?

ということになります。

6号機には天井もゾーンも存在しますので、この条件はクリアしています。

しかし、規制の関係でそのような台を捨てる可能性は明らかに低下します。

問題は

「有利区間」と「短期出玉増加率」、それに「通常時のベース」です。

簡単に言うと

「めちゃめちゃ負けそうなゲーム数だけど期待値はプラス」

この状況が生まれ難いんです。

6号機(リゼロ)と5号機(凱旋)の比較

6号機でもっとも純増が高く(8枚)、導入台数も多い「リゼロ」と5号機のハイエナ台筆頭「凱旋」を比較すれば、その差は歴然です。

期待値が1,500円の場合を見てみましょう。

6号機:リゼロの場合

リゼロの期待値1,500円の打ち出しゲーム数は

130ゲーム

です。

CZ当選まで打ち、1ゲーム止め条件ですね。

これだけ見ると、かなり拾いやすいイメージですが、それは5号機までのベースの低さが払拭されていないためでしょう。

リゼロの天井は745ゲーム+前兆、130ゲームから打ち出して500ゲーム強です。

そして、リゼロの千円あたりの回転数は約50ゲームです。

1万円程度で天井に到達してしまうんですね。

さらにリゼロの期待値はネットで知れ渡っていることを考えれば、まぁ厳しいラインでしょうね。

この1万円をケチる人は少ないと思います。

というか、130ゲーム回して止めるなら、即止めしている人の方が多いでしょう。

導入からしばらく経ちますが、まだまだ人気で打つ人が多いことを差し引いても

今後拾いやすくなることはあまり想像ができません。

日当10,000円を稼ぐなら、このあたりの期待値を7台こなす必要があります。

5号機:凱旋の場合

凱旋の期待値1,500円ラインは

540ゲーム

です。

天井は1,480ゲーム+前兆ですね。

540ゲームから打ち出すと、最高で950ゲームほどかかります。

千円ベースは鬼低の約25ゲーム。

最大投資額は3万8千円です。

天井の50%が80%ループという魅力的なものだとしても、現実を見るとなかなか手が出せないゲーム数ではないでしょうか?

実際、導入からかなり経ち、期待値も出回っている中、このクラスの空き台はチラホラ見かけます。

7台くらいなら、ホールを回れば余裕で拾えるでしょう。

ハイエナの展望

これらのことを踏まえると

ハイエナで日銭を稼ぐことは、今のところはまず間違いなく可能です。

なぜなら、5号機のハイエナ主力機がまだ現役で多数存在しているからです。

2019年、2020年末くらいまでは、この状況が続くでしょう。

実際にそのような稼働で生活している人のTwitterを見ても、それを窺い知ることはできます。

X

彼等が一銭の利益にならない情報をTwitterに流し続けているとは考え辛く、真実であると確信が持てるでしょう。

そう。

正に今この時、5号機が十分に稼働している状況では、生活するのに必要な額を稼ぐことは可能です。

ですが

ホールが6号機一色になった時。

ハイエナだけで生活ができるか?

と言えば、

かなり難しいと想像せざるを得ません。

6号機のポテンシャルを最大限に発揮したであろうリゼロですら、あの様です。

リゼロ以外の機種は鳴かず飛ばずですので、今後はより酷くなることが予想されます。

しかし、これはあくまでハイエナ目線の評価ですので、パチスロがオワコンかどうかの話ではありません。

高設定狙い

パチスロの醍醐味と言えば

この高設定狙いです。

好きな機種の最高設定が打てた日には、幸せ過ぎて気絶しそうです。

さらに収入も得られて一石二鳥。

こんなことが定期的に起こるのならば、誰も働かなくなりますね。

今回の主旨は高設定狙いで生活していけるのか?

ということですが、

こちらはハイエナと違い、完璧にホールのさじ加減です。

地域差バリバリです。

個人的に、私自身の力では不可能だと考えています。

それはなぜか?

結局、高設定狙いをする状況というのは

●高設定が入る日を特定できる

●高設定が入る場所をかなりの確率(1/3以上)で察知できる

●意中の台が確保できる

このくらいの前提条件を軽くクリアできないと厳しいからです。

「特定の日」

広告規制がキツい状況ですが、せっかく使う高設定。

ホールはあの手この手でユーザーに伝えてきます。

そうするとどうなるか?

大勢の人間がその事実を知ることとなります。

競争が激化しますよね?

その中で高設定を確保し、迅速に設定を判別しなければなりません。

低設定を打った分は期待値マイナスですので、3日に1回マイジャグの6を確保できたとしても

機械割111%を9,000ゲーム回して59,400円。

低設定を4,000ゲーム回して-4,800円。

こんな理想的な状況が実現しても1日18,200円しか期待値が稼げないのです。

いけそうですか?

とてもじゃないですが、実現する気がしません。

ですので、ピンで動くならば、期待できる日に朝から並び、確保できなきゃハイエナに回るという手段しか取れないのでは?

と考えるのです。

グループで動けば、戦略も変わってきますので、かなりキツい闘いであることは変わらないと思いますが

ピンよりはましかと思います。

高設定狙い1本で生活することは疑わしいですが、

ガリぞうさんのように立ち回っている人もいるようです。

6号機の高設定狙い

そもそも5号機でもキツいと感じている高設定狙いですが、

6号機ならどうなるのでしょう?

機種だけにフォーカスすれば、個人的には判断は早くなると考えています。

ザックリとした規制の解釈は

荒れる台

落ち着いた台

ですから、設定に素直になると解釈できます。

ただし、ホールの状況が良くなるとは考え辛いため、

(高いギャンブル性を求める人は離れていくと思います)

高設定投入に予算が割けず、下火になる予感がします。

まとめ

Q:「パチスロで生活している人は本当にいるの?」

A:「はい。もちろんいます。

ですが、6号機になると難しくなることが予想されます。」

このような回答になりますかね。

もし周りに

「パチスロで勝てる訳ないだろ!」

と言っている人がいるのであれば、正直なところ、聞き流すのがベストです。

ちゃんと思考を巡らせば、よっぽどじゃない限り期待値は理解できるはずです。

ただ、理解できても

●その台が拾える状況を見つけることができるか?

●継続的に期待値がプラスの台を拾い続ける努力ができるか?

ということとは別次元の話です。

だって、パチスロって期待値がマイナスでも楽しく作られてるんですもん。

ゆっくり座って、コヒレを見ながら、強烈な引きを期待して遊戯する誘惑に勝てない人も多いと思います。

ま、私もその1人なんですがね。

コメント