5.9号機新台ブラックラグーン3は本当に2,000枚突破率が7割もあるのか!?

パチスロ新時代の幕開け、5.9号機がいよいよホールに登場した。

ブラックラグーン3は2,000枚突破率が7割を超すそうだが、それはどういったことなのか?冷静に考えてみた。

突破率を考える

突破率を順を追って考える。

前提条件と結果

まず、前提条件と結果を正しく認識することが大事。

すると

「1日遊戯した場合」⬅️前提条件

「7割がた2,000枚を突破する」⬅️結果

となる。

1日遊戯した際のARTの回数

次に1日遊戯した際に平均して何回ARTに突入するかを計算する。

解析値から設定1のART突入確率は1/599とわかるので、この数字を使う。

次に、1日で通常時を何ゲーム消化できるかということだが、4,193ゲームと仮定して計算してみよう。(1/599の倍数なので)

すると1日打てば7回ARTに突入するということになる。

ST方式で突破率からの逆算

パチンコを打つ人にとっては馴染み深いSTだが、たとえば北斗無双の継続率80%は130回以内に約1/80の大当りが引ける確率である。

これを今回の計算で採用する。

すると、北斗無双の130回に当たるのは7回で、約1/80を何にすれば7割を超えてくるかという計算になる。

答えは1/6だ。7回で1/6が引ける確率は約72%である。

つまり、「1日打てば7回のARTに突入し、1/6で2,000枚以上獲得できる。」と言える。

スペックからの逆算

次にスペックからARTで獲得できる平均枚数を計算してみよう。

ART突入までに必要なメダル

では、ARTに突入するまで平均して何枚のメダルが必要となるか計算する。

解析値から1,000円で34ゲーム回るので、599回(ART突入確率)回すのに17,600円必要であることがわかる。メダルにして880枚である。

また、その道中でボーナスを引く可能性があるので、それを差し引きする。

設定1のボーナス確率と獲得枚数は

青BIG  1/1092  獲得枚数  258枚

赤BIG  1/874    獲得枚数  152枚

REG     1/551    獲得枚数   56枚

なので、ARTを引くまでにボーナスで得られるメダルは

青BIG

599/1092=0.548×258=141枚

赤BIG

599/874=0.685×152=104枚

REG

599/557=1.075×56=60枚

と、計算できる。つまり、ARTを引くまでにボーナスで平均305枚獲得できることになる。

すると、ARTを引くまでに実質575枚のメダルを使用するということだ。

機械割からARTの獲得枚数を計算

そして、設定1の機械割は97.4%が解析値で、599回転させると平均で900円損することになるので(599×3×2.6%)、メダル換算で45枚と計算できる。

よって、ART1回での平均獲得枚数は530枚と計算することができる。

2,000枚を突破しない場合の平均獲得枚数

ここで、2,000枚を突破しなかった場合の平均獲得枚数を計算してみよう。

設定1のART期待枚数は先程計算した通り530枚とする。

1日のART初当りが7回の場合

1日でのART初当り回数7回の場合、1/6で2,000枚を突破しないと、1日遊戯した際7割以上2,000枚を超えないと計算できた。

この場合1/6は2,000枚以上となり、3,000枚規制があるので3,000枚未満となる。なので2,000枚を超えた場合の平均値を2,500枚と仮定して計算する。

すると

530-0.167(1/6)×2,500

=

0.833(5/6)

×

2,000枚突破しない場合の平均値

という式が成り立つ。結果、2,000枚を突破しない場合の平均値は135と算出される。

135枚が80%ループするということだ。

契機から考える(バレ満状態)

ブラックラグーンの大量獲得契機は言わずと知れたバレット満タン、通称「バレ満」であるが、解析からART初当り時のバレ満状態突入率は数値が出ている。

バレ満状態には1/4で突入し、突入時点での平均獲得枚数は1,500枚だそうだ。

これを元にバレ満にならなかった場合の平均獲得枚数を先程の式から算出してみよう。

530-0.25(1/4)×1,500

=

0.75(3/4)

×

バレ満にならない場合の平均値

という式になる。これを計算すると、バレ満にならなかった場合の平均獲得枚数は約206枚と算出される。

206枚が75%ループするということだ。

解析値ベースの方が神秘性有り

2,000枚突破率を1/6とした場合よりもバレ満状態にならなかった場合の方がすこし安定した印象を受ける。

おそらく、1日打った際の通常消化ゲームが仮定よりも大きい数字になり、2,000枚を突破する割合が下がるのだと思う。

なので、解析値ベースで考えた方が正確だと判断し、75%の割合で平均206枚、25%の割合で平均1,500枚獲得できるのがブラックラグーン3のARTと結論付けられる。

結論

今回このような計算をしたのは別にブラックラグーン3を否定したかった訳ではない。

オレはパチスロをこよなく愛し、将来に渡って繁栄してほしいと思っている。

ではなぜこんな計算をしたのか?それは2ちゃんねるの書き込みを見たからだ。

2,000枚突破率が高いということは1,000枚突破はもっと簡単だと書いていたのである。

正直それは大きな間違いで、めったに引けない強力な大量獲得契機を作ってしまえば、平均値が低かろうが簡単に大量獲得できるように見せかけることはできるのだ。

要は獲得枚数分布が平均的になだらかな右肩下がりにはならない。

おそらく2ちゃんねるに書き込んだ人はそのようなイメージで語ったのだと思う。

グラフにすると、低獲得枚数のところがエベレスト、ずーっと低空飛行して、1,500枚あたりから高尾山になるようなイメージだ。

また、メーカーの宣伝文句もそれを匂わせるようなところがある。

それも致し方ないが、あまりに期待して打ってみて、パチスロが嫌いになる人が増えるのは本末転倒なので記事にしてみた。

5.9号機以降のパチスロは出玉以外の魅力で人を惹き付けてほしいと切に願う。